仕事も生活も両立する

グローバル社会の波が押し寄せている昨今においては、24時間眠らないという人も増えてきており、睡眠不足の傾向があると懸念の声があがっています。睡眠は人間にとって最も重要なことであり、食事や排せつなどとともに、最優先されるべきものといえます。何らかの理由により、その睡眠が、できないあるいは、極端に不足する状況はさまざまな面において、良くないことといえます。経済的な理由で仕事を二つも三つも掛け持ちすることによって、睡眠の時間が確保できないとすれば、直ちにその生活スタイルを見直す必要があるといえそうです。
睡眠の時間が十分でない場合には、遅かれ早かれ身体に重大な支障をきたす場合があるといえるでしょう。今は身体に不調がないといっても、睡眠時間の確保に努めるべきです。身体を壊してしまっては元も子もありません。また、仕事を終え自宅に帰ったとしても、女性の場合は男性と比べると比較的家事や育児、介護などが待っている場合があります。その結果、睡眠時間を十分に確保できずに睡眠不足に陥るといったケースもあります。最近ではワークライフバランスという言葉がクローズアップされるなど、家庭と仕事の両立が求められています。以前のように、夫が、朝から晩まで会社に残り、終電車で帰宅するなどといったかたちは、消えつつあるのです。男性と女性とが家庭内のことでも協力し合うことによって、女性の負担が減り、結果として睡眠不足も解消されるというのが理想といえるでしょう。